かな

『』 -. J・C・ヘボン『』解説 〈 477〉、1989年 巻頭・付表• 平安時代には単独でも詠嘆の終助詞として使われたが、和歌での用例は少ない。

橘の下吹く風のかぐはしき筑波の山を恋ひずあら めかも (万葉集、)• その両者はやがて統合され、『』に見られるような、日本語の文章の中に漢語を数多く取り入れたとして発展していった。 わたつみの豊旗雲に入日さしこよひの月夜 さやけかり こそ (万葉集、) 我が行は久にはあらじ夢のわだ瀬とはならずて淵にて あり こそ (万葉集、) 【他の機能】 終助詞「こそ」はの文末用法とする説があるが、異説もある。

仮名 (文字)

33年()、平安時代から続く平仮名のうち、「小学校令施行規則」の「第一号表」に「48種の字体」だけが示され、以後これらが公教育において教授され一般に普及するようになり、現在に至っている。 このような表記法は、(かしゃ)の手法に基づき日本以外の漢字文化圏の地域でも古くから行なわれているもので、中国でも漢字を持たない異民族に由来する文物に関しては、音によって漢字を割り当てていた。 1の用法はとほぼ同じ意味になる。

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長音符は一般に「ー」だが漢字の音の場合は「う」を用いる(次項参照)。

助詞の種類と機能5(終助詞) 和歌入門 和歌のための文語文法

歴史的仮名遣や定家仮名遣に基づかない現在の仮名のありようは、一見古い時代とは関わりがないように見える。 動詞「す」の命令形「せよ」の「よ」、「見る」の命令形「見よ」の「よ」なども、元来は同じものである。

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また文章の読み取りを容易とするために、大和言葉も必要に応じて漢字で表記された。 「なにはづ」の歌は「さくやこのはな」という句が二度もあり、「あさかやま」も「やま」や「あさ」という仮名が二度出てくる。

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ぬし知らぬ香こそにほへれ秋の野に誰が脱ぎかけし藤袴 ぞも (古今集、) うちわたす遠方人に物申す我 そのそこに白く咲けるは何の花 ぞも (古今集、)• 平安時代以後は「ずやは」に代わる。 かな 助詞「か」にが付いたもの。

の「卑弥呼」という表記などがこれに当たる。

仮名 (文字)

a with a of• 可謂奇怪」(貫之の手跡がこういうものだと知らしめるために、その通りにここに写しておく。 の言語の仮名文字表記については、1980年代に表記が普及するまで存続した。

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この臨書の最後には、「為令知手跡之躰、如形写留之。 脚注 [ ]• かも 助詞「か」に詠嘆の助詞「も」が付いたもの。

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なお「よし ゑやし」などと用いられた「ゑ」も同じ語であろうが、これは間投助詞または感動詞と見られる。 「なむ」は希望の助詞。 但し「ろ」は上記の助詞「ろ」と同一かどうか明らかでない。

これはのちの『仮字本末』(著)にも、「空海僧都、その草体の仮名にもとづきて、さらに目安くなだらめ書きて、四十七音の字体を製り定めて…」とある。 連体形に付き、 詠嘆の意をあらわす。

平仮名

平安時代の貴族の女性は、を用いた平仮名を使って多くの作品を残した。 【他の機能】 としてもはたらく。

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「めづらしや」「わりなしや」「はなかしや」など、形容詞終止形に付く例が多く見られる。

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ものを 終助詞 詠嘆 【主な機能】 形式名詞「もの」と助詞「を」が結び付いたもので、元来はであったが、文末に置いて 詠嘆をあらわすようにもなった。 ぬか・ぬかも の連体形「ぬ」に付き、 願望をあらわすことがある。 以上のことは平仮名における事情であって、当時の片仮名の場合には平仮名と比べて仮名遣いにかなりの変則が見られる。

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ただし和歌の場合は、慣習的に漢語や漢字の表記を避けるように詠まれ書き記されていた。 仮名の発音と表記 [ ] 以下はにも関わることなので詳細は他項に譲るが、仮名における発音と表記の関係について簡略に述べる。