【新連載】35.重篤な皮膚症状を引き起こす薬剤

表皮の壊死性変化が進行すると、表皮全層の壊死や表皮-真皮間の裂隙(表皮下水疱)形成がみられる。 成人や免疫の低下した患者では高熱を伴い、脳炎や肺炎などの臓器障害侵襲を認めることがある。 原因と疑われている薬品は283種類に上り、抗生物質製剤や解熱鎮痛消炎剤、総合感冒剤などが多かった。

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3.なお、症状の程度が上記の重症度分類等で一定以上に該当しない者であるが、高額な医療を継続することが必要なものについては、医療費助成の対象とする。 TENはほぼ全身に及ぶ広範囲な紅斑、水疱、表皮剥離、びらんをきたし、表皮細胞の全層性壊死性変化を本態とする最重症型薬疹である。

スティーブンス・ジョンソン症候群について

さらに、眼の損傷を評価するためにフルオレセイン染色と呼ばれる検査を用いた観察をすることもあります。 しかし、治療が遅れた場合には重症化したり、死に至る可能性もあり(致死率は3%)、難病にも指定されています。

別名「粘膜皮膚眼症候群」とも呼ばれます。

病状│スティーブンス・ジョンソン症候群について│SJS患者会

5.予後 SJSでは多臓器不全、敗血症などを合併する。

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ステロイドによる治療中は感染症にかかりやすくなるため、抗生物質の使用も適宜検討します。

スティーブンス・ジョンソン症候群について

CDTR-PI錠はこの日の朝までに3錠を服用していた。

なお、類似症状を示す疾患としてブドウ球菌性TEN(staphylococcal scalded skin syndrome:SSSS)や輸血後の移植片対宿主病(graft versus host disease:GVHD)などがある。

市販の薬が原因で!?「スティーブンス・ジョンソン症候群」

「すぐに入院しなきゃ危ない!」 と医師に言われ、点滴の針を刺したまま市民病院へ緊急入院となりました。 市販薬の添付文書には、SJSへの注意が必ず書かれています。

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多形紅斑様皮疹• その2日後にまた発疹が出現し、 B耳鼻科を受診、抗生物質セフジトレンピボキシル(CDTR-PI)錠とメチルプレドニゾロン錠を処方された。

市販の薬が原因で!?「スティーブンス・ジョンソン症候群」

しかし、投与を中止してもSJS、TENへと重症化する場合があるので注意が必要である。

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基本的には、服薬開始後の紅斑、高熱、咽頭痛などの初期症状に注意が必要です。

くすりの話 191 スティーブンス・ジョンソン症候群とは

水疱なし。 処方検討がすすんだ結果でしょう。 いずれの原因においても発疹部の局所処置に加えて厳重な眼科的管理、補液・栄養管理、呼吸管理、感染防止が重要である。

初期の対応も重要で、発熱や皮疹の訴えがあれば原因が明確な場合を除き、すぐ薬剤を中止し適切な処置を行うことが必要です。

市販の薬が原因で!?「スティーブンス・ジョンソン症候群」

特に、DIHSとして報告された症例の共通点として、投与量が1日100mg、服用開始から副作用発現までが約1カ月、また薬剤中止から皮疹の消退まで 2週から1カ月を要していることなどがありました。

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(「中毒性表皮壊死症(中毒性表皮壊死融解症)」のマニュアル参照) (4) 水痘• ステロイドの減量中に、両眼に高度の結膜炎を認め(図6参照)、次第に偽膜形成を伴うようになり、眼科医による偽膜除去とステロイドおよび抗菌薬の点眼で軽快した。 (浮腫性紅斑、flat atypical targets と表現される環状紅斑、水疱及びびらん)(図1参照)• 血液検査(C 反応性蛋白(CRP)増加、白血球増加、もしくは白血球減少を含む造血器障害、肝機能障害、腎機能障害)• * * 配合剤である総合感冒剤はアセトアミノフェン単独製剤に比べれば、ウイルス感染時にはスティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)をはじめとする皮膚関連の有害作用に遭遇するリスクが高くなります。

くすりの話 191 スティーブンス・ジョンソン症候群とは

過去の推計でも、1997~2000年度に105件の死亡事例が報告されている。 外陰部のびらん、• 点滴で様々な薬を投与するものの腫れは治まるどころかひどくなっていき、呼吸はさらに早く荒くなっていきます。 発熱や肝機能障害を伴うことがあるが、粘膜疹は伴わないか伴っても軽症である。

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手洗いとうがいと鼻うがいで、病気にならないように予防してもらうしか手がないのかもしれない。